無地ですが、詰まっています。

夏が近づいてきたと感じる今日この頃。
店頭には、Tシャツやショートパンツといった夏物が多く並び始めました。

夏、絶対的安定感を誇る無地のTシャツ。
無地が故に、伝わりにくい分かりにくい部分も多いかと。

そこで本日は、
KUROの《 17/- BD TEE 》に注目して見ていきましょう。

写真では、やはりシンプルな無地なTシャツですね。
解説していきます。

アメリカ製のTシャツに良く使用されているのが、
オープンエンド糸（BD糸）という糸。←品名のBDの正体はこれです。
空気を含み、厚みがあるので、ボリューミーで多少のゴワツキ感があります。
このハードな質感がカッコ良かったりするわけですが、
欠点として、着続けると空気の含み具合が弱くなり、荒い肌触り、すぐに型崩れになったりします。
でも、やっぱりカッコ良いんです。

そこでKUROは
このカッコ良さ（生地のボリューム感とハードな質感）を残しつつ、
より長く着れるBD TEEを作るため、日本の職人さんとタッグを組み作製。
そして、へたらないBD TEEを完成させました。

実際に、着用してみると、
生地はしっかりと厚みがあり、表情もハードな印象。
それでいて着心地は、滑らかで、身体にしっとりとフィットするような感覚。
見た目と着心地が全然違った印象を受けました。
しかも、硫化染めを施し、洗いをかけているにも関わらず、このシルエットのキープ力。
これなら夏のヘビーローテーションにも期待できます。

日本人の繊細さが生み出した賜物です。
KUROが「日本製」に拘っているからこそ、とも言えますね。